マニュアルスクータ

友人の噂のビックスクーターフォルツァZに乗らしてもらった。
どのへんが噂かってーと、変速比が加速重視モードと燃費重視モードに変えれるならともかく、
なんとセミオートマチックのマニュアルにもなってしまうのだ!!


シュトロハイム「おお!JOJO!俺は・・・俺は恐ろしい!」


早速走り出してみる。
マニュアルはマニュアルなんだが、発進が普通のギア車と違った。
普通のギア車は走り出しのためのトルクのため、1速はマトモなギア比じゃないらしい。
2速から走行に適したギア比になるのだ。
しかし、フォルツァは1速から少しスクーターの感覚で伸びていって、
そのままギア車の2速的なレシオで1次曲線(直線のが正しいかな)的な伸びに移行する感じだった。
以前雑誌でギア比のグラフを見て、1速だけへんてこな形の線だったのはこの為か。
その意味では、この変速比は6速用意されているらしいが、実質7速といってもいいだろう。
1速が、ギア車における1速の機能である「走り出し」と2速の機能である「低速の走行」を兼ねてしまっているように思えたから。
そのせいか、変速しても「変わったのか??」といいたくなるぐらい変化に乏しい。
ものすごく狭い感じのレシオ配置になっているのだろう。
加えて単気筒のトルクもあり、変速時もオートマ的な衝撃の無さも相まって「ちょっとタコメーター値が下がっただけ」という雰囲気。
山を登る時に250のパワーの無さを少しでも回避したい思惑から来る設定なのか。



で・・・最終的に思った。
結局、街中走る分にはすぐにこんなモノ使わなくなるな!と。



まーともかく、ビックスクーターが欲しくてしょーが無くなったが、
やっぱり買うなら400以上がいい。
250で山登りはちょっと・・・というのが昨今の俺の譲れない感覚なので。


しかし、車両を探すが、欲しいと思えるスカブー400とT-MAX、
乗り出し45万越えは堅いので・・・爆沈。